心に太陽を!くちびるに歌を!

 今年の敬老の日は、台風の影響でとんでもない日になった。次々に報道される災害情報を見ていると、何とも言えないやるせない気持ちで心が痛んだ。もっとも、その前に母が病気入院したことにも少しショックを受けていたのだが・・・・。幸い私の住む兵庫県南西部は朝から雨もあがって、強い日差しのさすいい天気になった。月に一回、デイサービスセンターのボランティアで歌唱指導のようなものをやっている。敬老の日に行く約束をしていたので、いつものように12曲分の歌詞を25名分プリントアウトしてセンターに出かけた。この作業は少し大変だ。最初は必ず「手のひらに太陽を」を歌うことにしている。歌を聞くのではなく、自分の声で歌って、いま生きているということを実感してもらいたいからだ。この歌はお年寄りもよく声が出ている。童謡は、通りやんせ、かごめかごめ、大こくさま、唱歌は、里の秋、歌謡曲は、リンゴ村から、東京のバスガール、四季の歌、湯の町エレジー、忘れな草をあなたに、なごり雪、と歌って、「男はつらいよ」をラストソングにした。「男もつらいこともある」ことをそれとなく歌ってみました。お酒が入っていたらスラスラ出るセリフも素面では言葉がもつれます。歌謡曲はそれぞれに好き嫌いがあるので、みんなが歌える歌というのは難しいものです。

(神様に何かお願いしているのかな?)

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