散りゆく桜花に想いを寄せて

f:id:hamachan1013:20200404132242j:plain 全世界を地獄に陥れた新型コロナは、今だ衰えを見せず終息の目途も見えない。そんなパニックのさなか、今年も龍野城の桜は晴れやかに咲き誇っている。しかし、その桜の開花を祝う武者行列などすべての行事が中止となり、ここを訪れるお客も、昨年とは比べようもなく少ない。

この週末にはほとんどが散り落ちて、再び返り咲くことなく土に戻る。おそらく、百年に一度の不幸な桜になるだろう。

しかし、桜の花は来年もまた新しい命が芽吹き、見る人の目を楽しませてくれる。

私も、命さえあれば、家族や親しい友達ともにぎやかに花見も出来る。

団塊の世代の私はもう70歳を超えた。ジタバタせずに、ただひたすらコロナの嵐の過ぎ去るのを耐えるだけだ。