吾亦紅(われもこう)に思う!

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「マッチをすればおろしが吹いて線香がやけにつきにくい・・・」と歌い出す、すぎもとまさとの「吾亦紅」。寂しいメロディなので、お店ではあまり歌うことはないが、時々やたら歌いたいという心境になる。「懺悔の歌です」と言って歌う。日ごろは忘れていた父や母のことを思い出させるようで、団塊の世代の人が聞くと妙にしんみりしてきます。この歌の最後が、「・・・俺、初めて自分を生きる。」というくだりになっている。この歌を歌うと、ついつい考えてしまう。もう人生の半ばをとっくに通り越しているのに、私はいったい自分を生きたことがあるのだろうかと・・・・。